僕は映画が好きで、一番観ていた時期だと年間100本くらいかな。
小学校の時に父の影響で観るようになったのがきっかけ。
ジャンルは問わないけど、SF以外なら幅広く観る。
SFは世界観がぶっ飛びすぎてて感情移入し辛いからあまり好まないかも。
そんな中で、価値観に影響を与えるような映画が数本は出てくる。
大事にしている価値観と合致した作品、
価値観を変えられる作品は宝物のようなもので、ずっと忘れられない。
それを今日は紹介します。
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主人公が数学の才能がありながらも、大学の清掃員のバイトをしていた。
バイトが終わると地元の悪友と酒を飲んだり悪さをしたりという腐った生活。
主人公は幼少期に親から受けた虐待から、精神を病んでいた。
ある時大学の数学の教授が生徒に出した宿題をスラスラ解く主人公を観て、
助手としてスカウトする。
教授は数学を教えるとともに、友人である心理学の教授に頼んで、
主人公のカウンセリングに協力してもらう。
そのカウンセリングを経て、主人公は自分に正直に、
やりたいことへ向かって進んでいく。
これ、マジでいい話過ぎて泣く。毎回泣く。
まず、カウンセリングで心を開いていくシーンが泣ける。
でも一番好きなシーンは、
悪友が、優秀な主人公の旅立ちを悲しそうだけど嬉しそうな表情で見送るところ。
そのシーン好きな人多いと思う。
この映画から学んだこと
自分の好きなことをやるのが一番。自分に正直になるだけ。
向いていることをやるのが幸せとかじゃないんだよ。
自分の好きなことをやる、それが一番かっこいい。
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高校の話。
その学年の人気者「桐島」が突然部活を辞めて学校にも来なくなった。
学年全体が大騒ぎで、桐島を探す。
桐島と仲良い帰宅部の生徒たちも振り回される。こいつらはいわゆる学年の1郡集団。
一方で、映画研究部たちは桐島に見向きもせず、自分の好きな映画の撮影をしている。
桐島に振り回される帰宅部、
そこに無関心で好きなことに没頭する映画研究部の対比で物語が進んでいく。
その他にも、実力が全然及ばないのにプロを目指す野球部の先輩、
帰宅部に思いを寄せる吹奏楽部の部長とか、色々な対比が出てくる。
最後のシーンで、帰宅部と映画研究部の対比。
学年で1郡の帰宅部達は、楽しそうに映画を撮る映画研究部を見て、
自分にはやりたいことがないんだと気付く。
傍から見たらカースト上位でキラキラしているけどスカして無気力な帰宅部と、
オタクだけど好きなことに一生懸命で楽しそうな映画研究部。
どちらが幸せか考えて結論にたどり着いた帰宅部が涙する。
このシーン、マジで泣ける。
あと、吹奏楽部の部長が帰宅部に振られたあとに後輩から言われたセリフ。
「演奏してる部長見たら、好きになる男子、いっぱいいますよ、きっと。」
これね、そうだよなって思ったよ。好きなこと頑張ってる姿格好いいもん。
この映画から学んだこと
結局、好きなことに夢中になってる人ってどうしようもなく格好いいんだよ。
それが叶わない夢とか関係なく。
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おわりに
結局2作品とも同じような理由で好きなんだなぁw
やっぱりね、好きなことをやってる姿、夢中な姿って格好いいと思う。
好きなこと以外はやらなくていい、とか言いたいわけじゃなくてね。
なにかに向かって努力している姿が格好いいって話。
僕は、身の程とか知らずにまっすぐ高みを目指して努力する人が好き。
応援したくなるし、自分もそうでありたいな。
人生の指針となっている映画の話でした〜〜〜。
書いててまた観たくなってきたな。