最高にアツいスポーツ漫画の話

僕は漫画がかなり好きで、ONE PIECENARUTOあたりの王道ジャンプ系はもちろん、

進撃の巨人鋼の錬金術師ゴールデンカムイ刃牙ジョジョなど一通り読んだ。

多分、1000冊は超えてると思う。

 

そんな僕が、一番好きな漫画はと聞かれると、候補の一つに上がってくるのが

アイシールド21』というアメフトの漫画。

多分TOP3には入ってくると思う。

スポーツ漫画に限るともちろんSLAM DUNK、ピンポンあたりもかなり好きだけど、

一番好きなのはアイシールド21かな。

ちなみに筆者は元サッカー部で、この漫画を読むまでアメフトのルール知らなかった。

でも、ルールの詳細を知らなくたってこの漫画は読めるんだよね。ヒカルの碁と同じ。

 

ここから、この作品の熱いポイントを説明していく。

あ、先に作品の概要も書いとくね。

ちなみに、今回の記事はネタバレ含むので注意。

 

<概要>

高校生の主人公セナは俊足のパシリ。

主人公が通う高校のアメフト部は、部員が2名しか居なくて廃部の危機が迫っていた。

主将のヒル魔は脅しが得意な知略家、もう一人の栗田は筋肉バカの優男。

俊足でパシられているセナを偶然目撃したヒル魔は、アメフト部へ強引に入部させる。

そして高校アメフト界では伝説の存在、「アイシールド21」をセナに名乗らせ、

高校アメフトで最高峰の大会「クリスマスボウル」の優勝を目指す物語。

 

<①キャラクターが魅力的>

この漫画ね、味方チームはもちろん、敵チームのキャラまで魅力的なのが多すぎる。

スピードだけは超高校級の主人公のセナ、

フィジカルは凡才だけど最強の頭脳で相手チームの裏をかきまくる司令塔のヒル魔

キャッチの天才だけど野球部では落ちこぼれだったモン太、

すべてのステータスが高すぎる、努力する天才ことライバル校の進、

超イケメンでアイドルみたいにチヤホヤされるけどプレーで評価されない桜庭、

100年に1人の才能を持ち、努力を嫌う最強クラスの敵の阿含

そんな弟に嫉妬しつつも、勝つために阿含のサポート役に回る兄の雲水、

筋力があれば全部壊せる、破壊神の我王、などなど。

魅力的なキャラが多い。

キャラクターの深堀りエピソードで泣けるものが多すぎる。

特にモン太、桜庭、雲水のは泣く。

 

ちなみに僕が好きなのはヒル魔阿含。我王も好きかな。

 

<②試合が普通にめちゃくちゃ面白い>

アメフト全然知らなかったんだけど、ものすごい戦略性があるスポーツなのね。

単純なフィジカルとかだけじゃなくて、各チームの戦略が多様で面白い。

なんといっても、主人公のチームが相手の裏をかきまくるので、頭脳戦が多くて好き。

個人的には、神龍寺ナーガ戦がベストバウト。

 

<③名言が多すぎる>

この漫画ね、思春期の男子の脳裏にこびり付いて離れないような名言を量産してくる。

今でもこの漫画の名言、忘れられない。

好きなのいくつか紹介させて。

 

ないものねだりしてるほどヒマじゃねぇ。

 あるもんで最強の戦い方を探っていくんだよ。一生な。

これ、もうかっこよすぎて痺れた。

ちなみにM-1優勝したウエストランドの井口もこれ好きって言ってた。

解説すると、かつて敵だった天才の阿含と凡才のヒル魔が共闘したときに、

阿含ヒル魔に対して、

「俺並みの身体能力がありゃ、最強のタッグが…」

って言ったときに返したセリフ。

ちなみに、ヒル魔阿含は中学時代の悪友で、阿含は才能があったから神龍寺学院に。

自分以外認めない天才の阿含ヒル魔の頭脳を認めてるのも熱い。

このセリフ、そうだよな。

言い訳してる暇があったらどうしたらいいかを考える方がかっこいいわ。

 

テメーが神龍寺で練習サボってる間、0.1秒縮めんのに 1年かかったぜ…!!

これね、、、熱すぎて立ち読みしてるコンビニで泣いた。マジで。

一番好きなシーンかもしれない。

これもヒル魔阿含のシーンなんだけどねw

主人公率いる泥門高校vs名門の神龍寺学院の試合で、

タッチダウン寸前のヒル魔を追いかける阿含

阿含ヒル魔の50ヤードのタイムを知っており、追いつけると確信する。

だけど、ヒル魔阿含がサボっていた間に必死で走り込んでタイムを更新していた。

結果、追いつけずにタッチダウン成功。

このシーン、努力が才能に打ち勝ったのがめちゃくちゃかっこいい。

個人的にはスポーツ漫画史上一番熱いシーンだと思う。

ヒル魔、かっこいいんだよな。スカしてるけど泥臭く努力してるところとか。

この漫画ね、ヒル魔阿含のやり取りがとにかく良いのよ。

めちゃくちゃスッキリしたなこのシーン。

 

俺は 間違ってなんかいない。そうだ努力では決して頂点は獲れない。

 だから俺は天才の弟を・・・

 でも俺は 俺は どうしてこんな処にいる。

 どうしてあのフィールドで戦っていないんだ。

 たとえどれだけ恥をかこうとも たとえどれだけ叶わぬ夢だろうとも

雲水のこのセリフ、これね、、、泣いた。

雲水は努力家だったけど凡才で、天才の弟(阿含)と比べられて育った。

決して叶わない才能の壁を感じて、雲水は弟のサポートに徹してたのよ。

そんな雲水が、凡才でも必死に戦う選手を見て観客席で泣きながら言ったセリフ。

賢い雲水は、勝つためには阿含を活かす方がいいって判断してしまった、

自分を信じてやれなかった。それを後悔するシーン。

天才の阿含と比べられて育った雲水の正直な気持ちが伝わってきて、

めちゃくちゃ感動した。共感もあるかな。

てか、名言は阿含絡みばっか。阿含がキャラとして良すぎるんだよな。

 

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<おわりに>

今日は大好きな漫画『アイシールド21」の紹介でした。

いや、書いててまた読み返したくなってきた。

この漫画、マジでかっこよすぎるんだよな。青春が詰まってる。

思春期の少年が身近にいたら、ぜひ勧めてあげてほしい。